院長日記8 歯ブラシについて

「硬めの歯ブラシ」は、汚れがしっかり取れる。「柔らかめの歯ブラシ」は、汚れが取れづらい。と、思っている方が多いのではないでしょうか。

これは大きな間違いで、歯ブラシのブラシの硬さが、汚れの取れ方に影響を与える事はほぼありません(ブラシの材質が異なる場合には影響が生じます)。では、歯ブラシの選択はどうしたら良いのでしょうか?

それは、長い時間をかけてブラッシングをした際に、歯茎が痛くならない硬さを選択すれば良いのです。

「硬めの歯ブラシ」の使用は、歯と歯茎に強い刺激を加えることになり、歯の摩耗や歯茎の萎縮をおこし、虫歯や歯周病、知覚過敏の原因の1つとなります。市販品では「柔らかめ」を選択される事をオススメします。

当医院では、小児や口腔内が非常に小さい方には、スウェーデン製のTEPEを。一般の方には、スイス製のCURAPROXをオススメしています。