院長日記10

先週、「関ジャム」という番組で、シットキングスという4人組ダンスユニットが映画「独裁者」の最期、チャップリンのセリフに合わせてダンスをするという動画が放映されました。内容は、YouTube等で一見に如かずなのですが非常に素晴らしく感動的でもありました。「独裁者」という映画は中学生時代に、チャップリン初の全編トーキー映画だということで観た経験があったものの、完全に記憶から消えており、最期のセリフも全く覚えていませんでした。中学生時代の僕には感じられなかったものが、今この年齢になって強く感じるものがあったという事も新鮮で、しかもそれをダンスという方法で見事に表現されていたことに感動しました。また、大戦前、中、後という時代の変換期、チャップリンが映画という表現の中に残したメッセージには、強い魂を感じました。「人生は自由で美しい」。では、そのために人は何をするのか。

歯科医師として、人が自由で美しく生きるための一助となる。邁進。